胃腸虚弱

ダイエット効果や便秘の改善、花粉症の軽減など、身体に嬉しいさまざまな作用が期待できるスーパーフード・スピルリナ。

最近では胃腸のコンディション改善効果の高さも知られるようになりました。その理由となる、スピルリナに含まれる有効成分を見ていきましょう。

腸内環境改善を期待できるスピルリナ

スピルリナは腸内環境を改善させたい方におすすめできる食品です。弱った胃腸を復活させてくれる成分が豊富に含まれていますので、それらをひとつづつ解説していきます。

phバランスを整えるアルカリ性食品

胃液のpH値を調節してくれるスピルリナ

スピルリナはアルカリ性の食品なので、胃液のpH値を整えて胃炎を起こしにくくしてくれる作用が期待できます。

一般的に人の体のpH値は、pH7.4の弱アルカリ性で保たれている状態が健康的だと言われています。消化器官のコンディションを維持することで、ガン、心臓疾患、糖尿病といった生活習慣病のリスクを減らすこともできるのです。

身体が酸性に偏ってしまうと、pHバランスを維持しようとして骨からカルシウムを奪ってしまう可能性が高まります。よく飲まれている清涼飲料水や炭酸飲料は強酸性で、加工食品もほとんどが酸性。知らないうちに普段の食事習慣で身体はダメージを受けているのです。アルカリ性食品であるスピルリナを摂ることでバランスの取れた胃酸改善効果が発揮され、胃をやさしくいたわることにつながります。

「アルカリ性と酸性をバランスよく」が理想

とはいえ、酸性の食品すべてが体にダメージを与えるわけではありません。

肉や魚、卵や穀類は酸性の食品ですが、体に必要なエネルギーのもととなる重要な栄養素でもあります。気をつけるべきなのは、炭酸飲料や小麦・加工食品といった酸性食品を摂りすぎてしまうこと。酸性食品を摂りすぎてしまうと、体のpH値バランスが傾いてしまい、それを中和しようと骨に含まれるアルカリ成分が使われてしまいます。

その結果として骨が弱くなってしまい、骨粗しょう症などの原因にもなってしまいます。また、尿が酸性に傾くことで結石や通風を引き起こしてしまう恐れもあります。身体の酸化を防ぐためには、アルカリ性食品を80%、酸性20%の割合でpH値を整えることが大切なのです。

食物繊維、ビタミン群、クロロフィルが腸内環境を改善

スピルリナはアルカリ性である特徴のほか、腸内環境を改善する食物繊維やビタミン、クロロフィルが豊富に含まれています。

水溶性・不溶性どちらの食物繊維も含有

スピルリナは水溶性・不溶性どちらの食物繊維も豊富に含んでいます。水溶性食物繊維は胃腸内をゆっくり移動するのが特徴。大腸内で発酵・分解されるとビフィズス菌をはじめとする善玉菌が増えるので、腸内環境の改善につながります。

不溶性食物繊維は保水性が高いのが特徴。胃腸で水分を吸収して大きく膨らむことで腸を刺激し、腸の運動が活発化します。不溶性食物繊維も腸内で発酵・分解されて善玉菌のエサになりますが、その効果は水溶性食物繊維ほどは期待できません。

水溶性・不溶性の食物繊維は、それぞれが胃腸のいたるところで腸内環境を整える効果を発揮します。どちらの食物繊維も積極的に摂りたいですね。

抗酸化作用を発揮するビタミンEが豊富

スピルリナに含まれるビタミンの含有量を見てみましょう。

●スピルリナ100g中に含まれるビタミン一覧と含有量

ビタミンB1 2.2~4.8mg
ビタミンB2 2.2~4.8mg
ビタミンB6 0.7~1.3mg
ビタミンB12 0.183~0.4mg
ビタミンE 6.3~112.0mg
ビタミンK1 1.033~1.933mg
ビタミンK2 0.0167~0.1333mg

このように、スピルリナには多くのビタミンが含まれていることがわかります。とくに注目したのはビタミンE。炎症を抑制する抗酸化作用があるため、炎症により傷ついた胃腸細胞の再生をビタミンEが促進させてくれるのです。

デトックス効果の高いクロロフィルも豊富

クロロフィルは葉緑素(ようりょくそ)とも呼ばれる天然の色素です。スピルリナにもクロロフィルが豊富に含まれています。

クロロフィルの代表的な効果はデトックス効果です。胃腸に付着した老廃物を吸着して体外へ排出することで、胃腸をきれいメンテナンスしてくれるのです。体の老廃物だけでなく、カドミウム・鉛などの有害ミネラルや、ダイオキシンの除去作用も報告されています。

身体の中からキレイになるスピルリナ生活で胃腸虚弱解消!

胃腸の調子を整えるだけでなく老廃物の除去までしてくれる、胃腸にとってなくてはならない成分が豊富なスピルリナ。胃腸をいたわる効果は抜群といえるでしょう。「最近胃腸が弱くなってきた」「お腹の調子がよくないな」と感じている方は、ぜひ一度スピルリナを試してみてはいかがでしょうか。