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徹底比較!スピルリナvsユーグレナ

栄養成分豊富な藻類、スピルリナとユーグレナの成分と効果について調べました。目的に応じて摂取の参考にしてください。

目的に合わせて選びたいスーパーフード

スピルリナとユーグレナ、いずれも栄養を豊富に含んでおり、摂取することでさまざまな健康効果が期待できます。しかし、成分の働きはさまざまなので、次の比較をご自身の摂取目的の参考にしてみてはいかがでしょうか?

スピルリナ

スピルリナは、タンパク質・ミネラル・食物繊維など50種類以上の栄養を含んだ微細藻類の一種で、南米やアフリカなどの熱帯地方で繁殖しています。

タンパク質の含有量が多く、人が体内で合成できない9種類の必須アミノ酸がすべて含まれているので、きめ細かい肌や美しい髪を維持したい方に好評のスーパーフードとして、積極的に取り入れられているのです。緑黄色野菜に含まれる栄養素も含まれており、消化吸収率が高いことから、健康面でも不足しがちな栄養バランスを改善してくれるでしょう。

日頃忙しく、食生活や美容ケアを疎かにしがちな方には、スピルリナを摂取する藻活がおすすめ! 簡単に必要栄養分が取れるので、継続しやすいのもポイントです。

ユーグレナ

ビタミン・ミネラル・アミノ酸など多彩な栄養素を持つユーグレナは、ミドリムシと呼ばれる藻の一種。

植物性と動物性の栄養素をバランスよく含んでおり、中でも一般的な植物性食品に含まれていることが少ない、DHA/EPAを含んでいます。DHAは頭の健康維持に役立ち、EPAは血液の健康維持に役立つ成分です。

吸収率の高さも特徴の一つ。ユーグレナには細胞壁がないので、さまざまな栄養を消化・吸収しやすくなっており、その吸収率は90%以上にものぼります。さらに、ユーグレナには腸内の乳酸菌を活発にしてくれる働きがあり、栄養をバランス良く取りたい方や便秘を改善したい方などの藻活に利用されているのです。

スピルリナとユーグレナの違いとは?

同じ藻類でも、含まれている成分や働き、吸収のされやすさなどはさまざまです。次の表ではスピルリナとユーグレナの違いについてまとめています。

健康志向の方が積極的に取り入れるようになった藻類の違いとは? どれを選べばよいのか迷っている方は要チェックです!

  スピルリナ ユーグレナ
含有される栄養素 50~60種類の栄養素を含む
たんぱく質、ベータカロテン、ビタミンB群、ミネラル(亜鉛、鉄、カルシウム、カリウムなど)、葉緑素、ガンマリノレン酸
59種類の栄養素を含む
ビタミンB群、ミネラル(亜鉛、鉄、カルシウム、カリウムなど)、DHA/EPA、アミノ酸
誕生 約35億年前 約5億年前
大量培養完成時期 1975年 2005年
分類 藍藻類 単細胞生物
らせん状 紡錘形(レモンのような形)
藍緑色(青緑色) 黄緑色
大きさ 0.3~0.5mm 約0.03~0.05mm
消化吸収 95%(2時間) 93.1%(時間の公表はなし)
便の色 緑便になりにくい 緑便になりにくい
風味 海苔に近い風味 苦味がある
生育環境 熱帯地方の塩湖
※水温32~42℃かつ、強アルカリph9~11の水でないと育たない
淡水に生息しているが、比較的どんな環境でも育つ
色素 葉緑素、カロテノイド、フィコシアニン 葉緑素、カロテノイド
乳酸菌活性 乳酸菌活性あり 乳酸菌活性あり
流通商品の傾向 スピルリナ100%の素錠タイプが主流 ユーグレナ100%の商品は無し。他の成分などを配合したものが主流
食用の歴史 人類の食用としての歴史が長い 大量栽培が可能になった2005年ごろから普及
消化 消化が良い 消化が良い
光合成 光合成でグリコーゲンを作る 光合成でデンプンを作る
細胞構造 細胞膜は消化の良い食物繊維で覆われているので、消化しやすい 細胞膜で覆われているのみなので、消化しやすい

スピルリナならではの含有成分

フィコシアニン

スピルリナはタンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルといった5大栄養素を含んでいますが、その中でも天然色素のフィコシアニンは多くの期待が寄せられる成分の1つです。現在の研究段階でも次のような効果が期待されています。

  • 抗酸化作用
  • デトックス効果
  • アレルギー抑制効果

γ(ガンマ)リノレン酸

ミドリムシには含まれていない、γ(ガンマ)リノレン酸という成分が含まれていることもスピルリナの特徴です。この成分は月見草などごく一部の植物にのみ含まれている貴重な脂肪酸で、次のような効果が期待されています。

  • 血糖値の上昇を抑制
  • コレステロール値の抑制
  • 血圧を下げる効果
  • アレルギーの抑制効果

主に生活習慣病の予防に働きかける成分です。ヨーロッパでは医薬品として用いられており、アトピー性皮膚炎の治療にも使用されているほど、注目の成分。スピルリナには、一般的な食材からはなかなか摂取できない成分が含まれているのです。

ユーグレナならではの含有成分

パラミロン

ユーグレナに含まれるγ(ガンマ)リパラミロンという水溶性植物繊維の成分は、日本だけでなく世界各国の公的機関が、その機能性認めている注目の成分です。

日本では、研究の結果次のような効果があると認められています。

  • 食後の血糖値の上昇を抑える
  • 腸の機能を正常に維持する効果
  • コレステロール値の抑制効果

海外では、心疾患のリスク軽減や便秘解消などの効果に関する研究が進められており、今後さらなら健康効果が明らかになるでしょう。

DHAとEPA

本来青魚に含まれている成分、DHAEPAですが、ユーグレナに含まれていることが分かりました。これらはオメガ3系脂肪酸と呼ばれ、DHAは「学習能力の向上」、EPAは血栓を防止する成分としても有名です。その他にも次のような効果も期待されています。

  • 血流の改善/動脈硬化・生活習慣病の予防
  • アレルギー(花粉症やアトピー性皮膚炎)の抑制
  • 精神安定効果
  • 記憶力・判断力の向上
  • アルツハイマーや認知症の改善効果
  • 視力回復
  • 善玉コレステロールの増加促進・悪玉コレステロールの抑制
  • 中性脂肪を減らす

バルミトレイン酸

一般的なオイルには入っておらず、マカダミアナッツオイルに含まれている脂肪酸の一種。老化肌や乾燥肌に効果があり、摂取することで肌の弾力や再生・修復などを促します。しわややるみの改善効果もあるので、アンチエイジングを意識した美容ケアには特におすすめの成分です。

GAVA(ギャバ)

アミノ酸の一種で次のような効果が期待できます。

  • リラックス効果
  • 快眠効果
  • 血圧の減少
  • 認知症の予防
  • 中性脂肪やコレステロールを抑える効果

主に興奮作用を抑える働きがあり、これらの効果はトップアスリートからも好まれています。主にストレス対策に用いられている成分です。