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徹底比較!スピルリナvsクロレラ

豊富なタンパク質を含む藻類、スピルリナとクロレラの成分の特徴と効果について比較しています。

身体に合わせて摂りたい豊富な栄養素

スピルリナとクロレラ、どちらも上質なタンパク質とビタミン・ミネラルなどの栄養を含むので、ちょっと足りない栄養を補うにはうってつけの食品です。しかし、目的に合った栄養を摂るためには、含有成分や消化率なども知っておいた方がベスト! まずはスピルリナとクロレラの特徴をご紹介します。

スピルリナ

約35億年前に地球上に生まれたスピルリナは、現在まで姿を変えることなく繁殖してきた、微細藻類の一種です。

人が体内では合成できない必須アミノ酸を含んでいるため、美を追求する方が好んで摂取するようになりました。アミノ酸は、きめ細かい肌や髪を構築するために必要な栄養成分なので、美を高める上で大事な成分といえるでしょう。それらが含まれているスピルリナは非常に大きな役割を持っています。

また、タンパク質・ミネラル・ビタミンもバランスよく含まれており、その吸収率の高さも特徴の一つ。サプリメントや錠剤で簡単に摂取できることから、日頃忙しくて食事に気を遣うのが難しいという方におすすめです。基礎的な栄養と、抗酸化・抗炎症作用も期待できるため、健康を気にする方にも一役買ってくれる存在になるでしょう。

クロレラ

クロレラの特徴はその繁殖力。1つの細胞が20時間後には4分割するため、そのほかの生物からも豊富な栄養源の在処を担ってきました。

栄養成分には16種類のアミノ酸や14種類のミネラル、食物繊維を含んでおり、栄養補助に適した食品です。その栄養価は、生の緑黄色野菜の10倍と言われるほどです。しかし、細胞を覆っている壁が厚く、そのままでは充分な栄養を摂取することはできません。その特徴をカバーするために、クロレラを使った食品はあらかじめ特殊な加工を施し、栄養成分の吸収率を高める工夫がされています。栄養をバランスよく摂りたい、体力不足を感じていて解消したいという方におすすめです。

スピルリナとクロレラの違いとは?

スピルリナとクロレラ。同じ藻類でも自然界で生息している場所の違いもあり、まれている栄養成分にも大きな違いがあるようです。次の表はそれぞれの特徴と違いについてまとめています。健康・美容のために藻活を始めようとしている方は要チェックですね!

  スピルリナ クロレラ
含有される栄養素 50~60種類の栄養素を含む
たんぱく質、ベータカロテン、ビタミンB群、ミネラル(亜鉛、鉄、カルシウム、カリウムなど)、葉緑素、ガンマリノレン酸
40種類以上の栄養素を含む
たんぱく質、ビタミンB群、ミネラル(亜鉛、鉄、カルシウム、カリウムなど)、葉緑素
誕生 約35億年前 約20億年前
大量培養完成時期 1975年 1951年
分類 藍藻類 緑藻類
らせん状 球体
藍緑色(青緑色) 緑色
大きさ 0.3~0.5mm 約0.002~0.01mm
消化吸収 95%(2時間) 65%(細胞壁は下位加工のクロレラ)
便の色 緑便になりにくい 緑便になりやすい
風味 海苔に近い風味 抹茶に似ているる
生育環境 熱帯地方の塩湖
※水温32~42℃かつ、強アルカリph9~11の水でないと育たない
淡水に生息している(比較的どんな環境でも育つ)
色素 葉緑素、カロテノイド、フィコシアニン 葉緑素、カロテノイド
乳酸菌活性 乳酸菌活性あり 乳酸菌活性不明
流通商品の傾向 スピルリナ100%の素錠タイプが主流 素錠タイプ(クロレラ)が主流
食用の歴史 人類の食用としての歴史が長い 食用としては大量栽培が可能になった1950年代から普及し始めた
消化 消化が良い 消化率が劣るため、排便と一緒に栄養素も排出してしまう
光合成 光合成でグリコーゲンを作る 光合成でデンプンを作る
細胞構造 細胞膜は消化の良い食物繊維で覆われているので、消化しやすい 厚く堅い細胞壁で覆われているため、消化率は低い

スピルリナならではの含有成分

スピルリナには人が必要とする5大栄養素が含まれています。その中でも良質なタンパク質、特に「フィコシアニン」にフォーカスを当てて紹介して行きます。

フィコシアニン

現在も研究がすすめられていますが、フィコシアニンが含まれる食材は限りがあり、紅藻類であるアサクサノリなど、ごくわずかな食材に含まれている程度。そのため、スピルリナならではの成分といえるでしょう。

フィコシアニンは、強い抗酸化作用とデトックス作用を持っており、アレルギー抑制作用は今後も多くの期待を担っている成分なのです。

タンパク質が不足すると、

  • 筋肉量が減少して体力が落ちる
  • 疲れやすくなる
  • 体の免疫システムが低下する

という状況に陥ってしまい、それに伴って肌が荒れたり、太りやすくなったりと体調に変化が生じてしまいます。肉や魚からの動物性タンパク質で補うこともできますが、より上質なタンパク質を取り入れるなら、スピルリナなど藻類から植物性タンパク質を摂取するのがおすすめです。

クロレラならではの含有成分

クロレラグロスファクター

クロレラに含まれる注目すべき成分に、クロレラグロスファクターがあります。現在は研究段階ですが、赤血球を回復させて血液を増強して貧血を改善したり、細胞分裂を促進させてアンチエイジング効果を実現したりすると考えられているのです。

しかし、クロレラグロスファクターが含まれているのは、クロレラの中でもピレノイドサ種のみに限られています。

クロロフィル

スピルリナにも含まれている成分ですが、クロレラの方は葉緑素の一つ・クロロフィル含有量が豊富。クロロフィルは体内の血液の原料となるため、摂取することで次のような効果が得られるのです。

  • 貧血防止
  • 二日酔いの防止
  • 疲労回復
  • アレルギー対策(アトピー性皮膚炎、花粉症など)
  • 便秘の改善・予防
  • 口臭や体臭の予防
  • コレステロール値の抑制
  • しもやけの抑制

効果を見てみると、体の表面的な部分から、体内免疫の改善までサポートしてくれることが分かりますね。体内の血液環境を改善することで、全身の健康状態に働きかけるのだと考えられます。ネックとなる消化率の低さは、消化効率を高める加工がされたものを選ぶことで解消できるでしょう。